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立春を詠んだ俳句。有名な句と立春の季語をご紹介

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立春が来るとと暦のうえでは春を迎えます。
春は活動の季節になり日本人特有の詩の俳句を詠んでみたい気持ちになりませんか?
今回の記事では立春を詠んだ有名な俳句や
ご自身で俳句を詠むのに必要な季語をご紹介していきます。

記事中

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立春を詠んだ有名な俳句と歌人

厳しい冬の季節を歴てだれもが待ち望む春の到来。
その待ちわびる気持ちを詠んだ俳句は多数あります。

数ある中でも、高浜虚子(たかはまきょし)が詠んだ次の一句をご紹介します。

「春立つや 六枚屏風 六歌仙」

この句は、おそらく六曲一双または二曲三双に描かれた平安時代初期の和歌の名人6人、
つまり六歌仙(ろっかせん)のお姿とともに春を待ちわび、
立春の訪れをともに喜んだ穏やかな気持ちが詠み込まれていると感じます。

ここでいう六人の歌人とは次の6名です。

僧正遍昭(そうじょうへんじょう)
在原業平(ありわらのなりひら)
文屋康秀(ふんやのやすひで)
喜撰法師(きせんほうし)
小野小町(おののこまち)
大友黒主(おおとものくろぬし)です。

どれも百人一首に登場する有名な歌人ばかりですので、
ご存知の方も多いのではないでしょうか。

高浜虚子は明治から昭和にかけて活躍した高名な俳人の一人です。
親友の河東碧梧桐(かわひがし・へきごとう)と共に、
同郷の俳人だった正岡子規の弟子となって俳句を勉強しました。

正岡子規の没後には、
当時の俳句雑誌「ホトトギス」の発刊を引継いで、
その維持と発展に力を注ぎました。

和歌というわが国に連綿と育まれた豊かな伝統の文化に畏敬の念を抱いて、
これをモチーフにあえて俳句に読み込んだ高浜虚子ですが、
待ちわびた春の到来と和歌へのリスペクト、想像に難くありません。

立春を詠んだ俳句とその意味

節分の翌日は立春です。
昔から暦の上では、この日より春が始まるとされていました。
寒く厳しい冬が終わり、あたたかな春が訪れる立春は、
縁起の良い日とされ、昔から多くの俳句が詠まれてきました。
そんな立春を詠んだ俳句とその意味を紹介していきます。

春立つとわらはも知るや飾り縄/松尾芭蕉

まず最初は、江戸時代に俳聖と呼ばれた松尾芭蕉の句です。
「春立つ」が立春を表す季語。
待ちに待った春の訪れを神棚や神社の飾り縄で
子供(わらわ)たちが知る、という情景が描写されています。
なんとなく春っぽくウキウキしてくるような俳句ですよね。

春立つや愚の上にまた愚にかへる/小林一茶

次に紹介するのは、江戸時代の俳人として名をなした小林一茶の歌です。
季節が一回りしたけれど、
また愚かな私のまま一年を過ごすのだろうよ、という意味でしょうか。
先ほどの芭蕉の句とは対照的な切なさや
どこか力の抜けた面白みを感じる一句ですね。

立春にちなむ俳句とその意味を紹介しました。
春が始まるとはいえまだまだ寒いですが
俳句のネタを考えながら散歩でもすれば
かすかな春のサインを見つけることが出来るかもしれませんね。

立春に使える季語

「立春」とは春が始まる日のことで、節分の翌日、2月4日頃になります。
まだまだ寒さの厳しい時期ですが、春が来たと思うだけで気持ちが浮き立ちます。
「春立つ(はるたつ)」「寒明け(かんあけ)」とも言います。
「寒明け」には冬の寒さが終わる、という解放感がありますね。
「春来る(はるくる)」「春来たる(はるきたる)」もほとんど同じ意味ですが、
立春当日だけを指すのではなく、立春の頃の期間と考えたほうがいいでしょう。

また、立春の前頃から3月上旬あたりを指す季語に「初春」があります。
読み方は「しょしゅん」。
「はつはる」でもよいとする人がいますが、
「はつはる」は一般的に新年の季語とされていますので気をつけましょう。

「早春(そうしゅん)」という季語もあり、
そのころ降る雪を「春雪(しゅんせつ)」と言います。
「春浅し(はるあさし)」「春淡し(はるあわし)」「春先(はるさき)」
なども立春に使うのにふさわしい季語です。

俳句のルールや簡単な作り方

俳句はご存じの通り5・7・5で形成される短い詩です。
といってもいわゆる5・7・5で形成される俳句は定型俳句と呼ばれる形式で、
それ以外にも5・7・5以外のリズムで作られた自由律俳句と呼ばれるものもあります。

種田山頭火の「まつすぐな道でさみしい」という俳句は
自由律俳句の代表作としてとても有名で教科書にも掲載されています。
ですがこの形式はかなり難しいので簡単に作るのであれば定型俳句にした方がよいでしょう。

ご存じかと思いますが俳句には基本的に季語が必要です。
多くの方は季語を考えるのが難しいと思われますが、
日常にあふれるその季節ならではの物や出来事を考えれば
大体季語に当てはまることが多いので、
そこまで難しく考える必要はありません。
現在ではインターネット検索でも簡単に調べられます。

季語が決まれば、次はテーマを考えましょう。
俳句には作り方が2つあり、それぞれ
「一物(いちぶつ)仕立て」と
「取り合わせ」と呼ばれています。
一物仕立ては選んだ季語について述べた俳句です。

くろがねの秋の風鈴鳴りにけり

この句では一句まるごと風鈴について述べた句となっているように、
一物仕立てではテーマと季語が同一です。
それに対して取り合わせではテーマと季語が全く関係ないものとなっています。

降る雪や明治は遠くなりにけり

のように自分の感じたことと
季語を組み合わせることでも作成できるため初心者に向いているといえます。

まとめ

今回の記事では立春を詠んだ有名な俳句をお伝えしてきました。
新しい季節を迎え、温かくなる気持ちのいい季節を
ご自身の心に合う俳句を見つけたり、詠んでみたりして楽しんでいただいたいです。

 

今回お伝えしたいことは以上になります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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